デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

科学

科学は人間の営み

現役の頃のトピックス的科学論文の多くが引用されなくなり、総説すら引かれない昨今。 論文自体はお金を払えば全文を読めるとはいえ、格好よく整った論文の裏には同じ時代に同じ分野にいた人間しか知らない生々しい事情があったりします。 ノーベル賞でも取…

小林製薬の件

「製薬」といいつつ、実態は生活衛生系の化学メーカーじゃないかと思っています。 大塚製薬の方がよほど製薬会社。 今回の件での情報の小出しやすべて後手に回っている対応など、製薬を名乗るに値しないのではないかと思います。 先輩や同級生も勤めてる会社…

おでかけ

久しぶりに都会へおでかけ。 ノーマスクの人が多数派になりましたね。 花粉とかインフルエンザとか新型コロナとか怖くないのかな? 実にうらやましい。 職業病という言葉を噛み締める今日この頃。

実験は成功

たぶん、うまくいったと思う。 結果が出るまで時間がかかり、最後に蓋を開けるまで結果がわからない実験は心臓に悪い。

実験の日

久々にみっちり実験。 このところずっとデスクワークに追われていたので、感覚を取り戻すのにはまだ時間がかかりそう。 がんばります。

CPU

ロジックIC でCPU の原理を学ぶ組立キットがあるのだけど、組み立てにはんだ付け5〜6時間かぁ…… 高校の頃なら平気だったろうけど、老眼が進むとなぁ。 とても魅力的な商品だから、ぜひ手に入れて勉強したいのだけど。

残念

H-3 ロケットの打ち上げは失敗となりましたね。 初号機の打ち上げにも関わらず、新開発の第1段ロケットと個体ロケットブースターが正常に燃焼し、これまた新開発の衛星フェアリングも正しく開いたのは良いニュースでした。 第2段ロケットは、信頼と実績の従…

旅支度

宿は押さえたけど、移動手段の手配がまだ。 そろそろ予約しておいた方がいいかな? さて、どうやって行くことにしようか。

ひたすら論文書き

論文とは言っても所属の紀要みたいなものなので、アーカイブというか、記録として残すために纏めているようなものですけど。 なので引用文献なんかは最小限かつ漏れも多いです。 来年はもう少しまともなものを書きたい。

論文修正

レフリー的人物からの注文に対応しようとしたら、ほぼ全面改稿になってしまい、四苦八苦しながらなんとか捩じ込もうと終日論文と格闘。 正直言って、あちらを立てればこちが立たずといった感じで堂々巡り。 どうしたらいいのかなぁ。

感染者の年齢層

これまでと違って新規感染者は大半が60才未満で死者数もずっと少ないらしいけど、これはこれまでのワクチンの効果を露骨に示してますよね。 感染予防効果が下がっている、新型株に対しては低い、とは言っても初期の有効率は90%を超える超絶ワクチンでしたし…

新型コロナが増えてきた

当地でも新型コロナウイルスの新規感染者が明らかに増加傾向を示している。 面白いのは、これらのうち新興のオミクロン株は半数に過ぎず、残りはおそらくデルタ株を主とした過去に流行した株と思われる点。 一旦は完全に収束したー少なくとも日本では-株が…

規約案を考える

まだ何をする結社か明らかにしていないので、今のところ秘密結社(予定)。 似たようなNPOやNPO法人の規約や定款を眺めたりして案を煮詰めている。 堅苦しいの嫌なんだけどね。 ま、開き直ってそれらしいのをでっち上げるしかないですね。

月蝕見損なった

まぁ、途中までは見られたんですけどね。 仕事に夢中になって肝心なところを見られずじまい。 せっかく雲も切れてたのに惜しいことをした。

月と明星

昨日は食だったそうですが、あいにくの天気で観測できず。 今夜は月がうっすらと傘をかぶっている程度で、金星と並んでいる様はなかなかいい感じです。

分厚い雲に阻まれて

今日も国際宇宙ステーションは見えませんでした。 せっかく金星なみに明るく天頂近くまで登る絶好のチャンスだったのになぁ。 残念、

今日明日とも夕暮れにISS

残念ながら両日とも仙台は曇り。 せっかくマイナス4等級近い明るさなのにね。 それにしても上空400kmに人が生活しているのは驚異だし、21世紀も4分の1近く経っているのにそこにはたった数人の、数十億人に対してたった数人の選び抜かれた人しかいない事に…

学部一年のころの思い出

Twitterで呟いたらそこそこ反響があったので、ここにも少し手を入れてまとめて書いておく。 僕の出身大学には、卒論のラボが決まるまでの担任(仮の指導教官)制度があって、学籍番号順に各教官に3人ずつくらい機械的に割り振られたんだけど、三年次の秋までの…

学振

日本学術振興会特別研究員の採択結果が出たようで、僕のタイムラインも悲喜こもごもですごい事になってます。 制度が変わっている部分もあるだろうから簡単に比較はできませんが、僕はDC1に採択されてました。 ドクターコースから医学部に移ったので、卒論や…

引きこもり生活

新型コロナ対策で、仕事や学校を除いては、食料品の買い出しなど、必要最小限の外出しかしていません。 散髪の頻度も減らしてますし、小旅行どころか私用で市外へ出ることすらありません。 外食も芋煮もパスです。 僕のSNSやブログの観測範囲では、大都市在…

ブルーバックス購入

Kindle版でもよかったんだけど、もしかしたら子供たちもいつか読むかもしれないから。 インド洋 日本の気候を支配する謎の大海 (ブルーバックス) 作者:蒲生俊敬 講談社 Amazon 日本海 その深層で起こっていること (ブルーバックス) 作者:蒲生俊敬 講談社 Ama…

アナログメーター

激しい振幅がだんだん落ち着いていく様には、ロマンがある。

国際宇宙ステーション

昨日の夜は子供とISS観測。 あいにくの雲と明るい月でコンディションは悪かったけど、雲の切れ目から空を横切る姿が少しだけ見えた。

大学のビル群

近所の巨大な大学も、このところ学部の移転や大学病院の建替えを含めて各研究科で新しいビルが続々と建てられ、古い建物は少数派になりました。 イベントなどで立ち入った新しいビルは、コンビニや喫茶店が入ってたり、フロアごとにカラーリングが変えてあっ…

コロナ禍は収束し始めたように見えますが

政府は経済活動の活性化に前向きですが、ちょっと気が早くはないですかね。 事業者に対しては資金注入、個人には現金配布でもう少し様子を見た方がいいと思います。 ともあれ、今回の新型コロナウイルスによるパンデミックと先進諸国のなりふり構わぬ研究と…

正露丸を手に入れた

蓋を開ける前からくさい。 糖衣錠にすればよかったかも。 自分で飲むつもりはあんまりなくって、クレオソートの抗真菌作用とか昆虫への毒性を見てみたくなったから。 アニサキス症になったら、in vitro で殺虫作用を確認したいと思う。

優れた研究者

ネイチャーやサイエンスに10本以上の論文を責任著者で出していたり、引用回数が千を超える論文があったり、インパクトファクターやh-indexがすごい数字だったり。 あるいは有力大学の教授だとか、有名な教科書を書いたり監修していたりなど、「研究者」と…

最近買った本

ニッチなフィードで確かな存在感を感じさせる若手研究者の業績が、ご自身の手で一般向け成書にまとめられている本は、なんというか、まるで冒険小説を読んでいるかのようにワクワクしますね。 ということで、水中考古学と進化生物学の本を2冊。 どちらもお…

今こそ読みたい小説

今こそ読みたい小説。「復活の日」小松左京「夏の災厄」篠田節子「エピデミック」川端裕人「天冥の標」小川一水「絹の変容」篠田節子「日本沈没」小松左京 復活の日〔新版〕 作者:左京, 小松 早川書房 Amazon 夏の災厄 (角川文庫) 作者:篠田 節子 KADOKAWA A…

アンチワクチンさん

イベルメクチンへの傾倒は相変わらずですが、ワクチンの効果に少し興味が出てきたように見受けられて、こっそりでいいから接種を受けてくれないかなぁと思う今日この頃。 本気では陰謀論にハマってないのと高度な理科教育を受けた科学者のプライドが、イベル…