デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

人生2度目の人間ドック

「人間ドック」って、よく考えるとすごい語感だなぁ。
「人間○○」って言葉で思いつくのは、「人間椅子」とか「人間ポンプ」とか「人間爆弾」とか「人間失格」とか...
ともあれ2年ぶり2度目の人間ドック。
頭頸部のみの「脳ドック」を入れると3回目。
「脳○○」って「脳改造」とか「脳男」とか(ry


会場は前回と同じで新しくて明るいクリニック。
前回と同様に胃カメラで嘔吐反射に苦しんだ以外は流れもスムーズで順調に済んだ。
いつも思うんだが、バリウム飲んでX線浴びるよりも、嘔吐反射をこらえつつ胃カメラ飲む方が良いよな。

・検査時間はやや短いし(カメラが入っているのは5分くらい)。
・逆立ち状態で3回転して体を捩って大きく息を吸って止めて!とかアクロバティックな要求されないし。
・下剤飲んで白いアレが出てくるのを落ち着かない気持ちで待たなくて良いし。
 (下剤飲んだ状態で営業には出られないからねぇ...)
・被曝することも無いし(僕はほとんど気にしてないけど)。
・胃だけでなく食道も調べてくれるし。
・なにより病変の診断能力が高い。


欠点としては鼻から喉通して食道を抜けていく感触と嘔吐反射、そして数千円の追加費用くらいか。
(あとはかなり確率は低いけど穿孔のリスクか)


内視鏡検査は白黒の影絵でしかないX線撮影と違って、カラーのライブ画像(しかも接写だ!)だから、色とか微妙な変化が詳細に見えるものね。
だから僕の場合は正直言って胃カメラのためにドックを受けているようなものだ。
あ、あと胸部CTもいいえね、胸部レントゲンよりずっと解像度が高いし。
胃カメラと違ってコストが高い(軽く1万円以上出費がかさむ)のと装置の閉塞感が難点だけど、1年に1回くらいならね。
胃カメラはX線撮影と交換でやってくれるのに、胸部CTは別途胸部レントゲンも撮るというのに無駄を感じるんだが、何か理由があるんですかねぇ?
ちなみに今回の胸部CTは、薄っぺらいドーナツみたいなので閉塞感ゼロなうえに所要時間もわずか数分。
技術や機器の進歩はすごいねぇ。


人間ドック、いろいろ面白いね。
来年は調子に乗ってピロリ菌の検査や大腸内視鏡にも挑戦してみようかな?