デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

内視鏡検査を受けてみた

上部消化管は2、3年に一度は受けてるので、今回はそろそろ歳だし簡易検査で引っかかって受診を非常に強く勧められたので、大腸内視鏡検査を受けてみた。

簡易検査陽性からの精密検査だったので、いきなり人間ドックでするのとは違って健康保険が効いたのはありがたい。

まず問診を受けて検査日時を決める。

今回は簡易検査の結果を聞いたときに一緒に済ませられて少し得した気分。

 

はじめに概要を書くと、総費用は初日の問診と一部の自費部分を含めて7千円くらい。全額自費だと2万弱くらいかな?

苦痛も腹が張って少し痛い?って時が数回で、胃カメラより楽だった。

検査時間は30分強と胃カメラより長め。

下剤を飲んで腸内をきれいにするのが大変といえば大変だったが、腹痛とかはなかった。

消化管の蠕動を止める薬の筋肉注射も、上手な人に当たったのか全然痛くなかった。

その場で結果の説明を受けて、ちっこいポリープ1個だけで特に問題なし、念のため2年後にポリープの様子を見ることになった。

会計を済ませて帰宅。

 

以下、シモの話がメインなので苦手な人は読まないでね

 

 

 

 

問診日。

前日食べるレトルト食品(実費1,500円くらい)、前日寝る前に飲む下剤と当日朝に飲む下剤(こっちは検査当日に払う保険診療分の費用に込み)を渡されて、下剤の飲み方や前々日の食事の注意など説明を受けてその日は終わり。

一泊2日コースの人間ドックと違って下剤飲んでから病院へ行くのは、途中のトイレが少し心配ではあった。

コンビニあるから事故で大渋滞とかでもない限りは大丈夫なんだけどね。

で、前々日。

食事は消化の良いものを食べなさいと言われていたので、サツマイモとかキャベツとかの繊維の多いものは避けた。

夕食の量も減らした。

前日。

専用レトルト三食のみ。

うっかり頂いたお菓子を食べてしまったのは内緒だ。

おかゆとかシチューなんだけど思ったよりお腹にたまるので空腹感に悩まされる事はなかった。

寝る前に下剤パート1。

通常はコップに数滴落として使うやつを、10ml投入して一気に飲み干す。

特に変な後味とかもなし。

熟睡。

当日。

心配で目覚ましをかけていつもより早起きしたけど、特にお腹が痛いとかトイレ!トイレ!とかもなく、拍子抜け。

時間が早いからか便意もない。

日中の水分摂取が足りなかったかな?と思いながら当日用の下剤を調整。

粉が2種類入ったビニールバッグに水2リットルを入れてガシガシ振って溶かす。

気温が低いせいか完全には溶けきらなかったけど、目をつぶる。

ふり混ぜてコップに注いで、15分弱かけてチビチビ飲み干す。さらにもう一杯。そしてコップ一杯のぬるま湯をチェイサーにグッと飲む。

これを3セット済ませてちょうど1時間目くらいから排泄が始まり、4セット目を飲んでいる頃にはには完全に透明な液体になったので、チェイサー飲んで下剤は終了。

胆汁が出るので無色にはならない。

オシッコのような黄色い透明な液体が出る出る。

はじめの1時間くらいは5分おきくらいにトイレに駆け込む感じだったので、諦めて途中からはトイレにこもっていた。

さらに30分くらいして、便意がだいたい落ち着いたところで病院へ。

病院に着いてからも何回かトイレに。

切迫感が無いのは助かる。

結構待たされたあと検査室に呼ばれて、お尻に穴の開いた使い捨ての検査着(自己負担)に着替える。

最初に書いたように30分くらいで検査完了。

上行結腸に小さなポリープ1個。

こいつは潜血の原因ではないとのこと。

検査中はモニターを見られたので退屈はしなかった。

 

大腸がんは一般に予後が悪いので、不安要素が無くなって安心しました。

ということで、事前の準備も入れるとかなり時間はかかるけど、胃カメラや頭頸部MRIなんかと比べれば、比較的楽な検査でした。