デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

個性としての障害

最近見つけたブログの記事から一部抜粋。

「人間というのは、そもそも非常に幅のある個性をもった存在です。また、生物学的な必然により遺伝子のコピーミスによる極端な個性をもって生まれてくる人もいます。この個性のうち、社会の画一化の都合で著しい不利益を被るものを「障害」と呼ぶのだと思います。」

極端な個性、と言う表現がなんか気に入りました。
障害はあくまでも個性の延長線上であるという理解は、障害者に寛容なゆとりのある社会に必要な精神だと思う。

ちなみに仙台には昔、仙台四郎という(おそらくは)知的障害を持った人物がいて、彼が訪れた店は繁盛するとして(親が裕福だったせいもあったのだろうが)生前から福の神的に地域で愛されていたようだ。いまでは商売の神様的な扱いをされて、グッズも売られている。

江戸〜明治にできたことが、今できないとは思えないんだけどね。