デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

震災対策まとめ

年の初めに、備蓄などの参考資料として自分用のまとめ。

被災状況
ガス復旧まで :17日。
ガソリン・灯油:14日(並べば買える)〜24日(並ばなくても買える)。
水道復旧まで :8日(高所は2日目、自宅は3日目から断水)。
        断水中も給水車はそれなりに来たので、ならべるならば家族の飲み水くらいは入手可。
電気復旧まで :4日(早い地区は2日目くらいに復旧)。
買い物    :14日(点数制限あり、ならべば買える)〜約1ヶ月(通常の品揃えで営業)。
医療機関   :5日目から診療再開(薬の量は制限あり)。
避難所での炊き出し:2日目から6日目まで、泊まり込みの避難者優先で1日2食弱。


必要な対策
2週間分の食料と燃料は必須。
食料は5人×2食×14で140食が最低ライン。基本カロリー重視だが、子供のためにはタンパク・ミネラル・ビタミンも必要。水や熱源が無くても食べられるものを主体に。乾物・レトルト・缶詰・モチ・米などいろいろ消費期限をにらみつつ取りそろえたい。

飲料水は一人1日3Lとして8日だと120Lだが、これは無理。なのでペットボトルの水を40L、ジュースを20Lくらい常備し、あとはポリタンクに水道水を40L確保(毎週入替え)。給水車が来るならこれで充分。それで足りなければ河川水をアウトドア用の浄水器で濾過して対応。消毒用に次亜塩素酸ナトリウム溶液も常備(水酸化ナトリウムや界面活性剤などが入っていない食品添加物グレードのもの)。燃料があれば川の水そのままだって煮沸消毒して飲める。加熱調理にも使える。
トイレその他に使う雑用水は、常時風呂に水を張っておく(180L)のと、可能なら雨樋から水を貯める天水桶(200L)も設置したいところ。
(河川や天水桶の水を飲用する場合の衛生面については明日)

燃料(暖房)は灯油を最低1日3L(厳寒期ならこの倍)で凌ぐとして、54L(ポリタンク3つ)。カセットコンロのガスは、石油ストーブを調理にも使えばそれほど必要ないが、最低6本くらいはほしいところ。
暖を取るためのみの燃料は極力抑えたい。小部屋に籠もって布団にくるまっているのが理想。

ガソリンは2週間普通に週休2日で通勤&休日は買い出しだとして約100Lあると安心。車に満タン+自宅に40Lストックがあればいい計算だが、実際常時満タンというわけにはいかないので、車に40L+自宅に40Lの計80Lが現実かな。これだけあれば、最悪の事態でも700Kmは走ることができる(大渋滞とか無ければね)。それくらい行けば給油できるところにたどり着けるだろうから、家族を実家まで逃がすのも不可能ではなさそう。とはいえ自宅にガソリンを保管するのは非常に怖いことでもある。1,000年に一度の災害に対する備えとしては過剰かもしれない。ハイブリッドカーなら単純にこの1/3の備蓄で済むので、自宅に保管する必要は無くなるが、それでもガソリン携行缶は持っておいた方が良いだろう。20Lの缶は重くて大変なので10Lの缶を2つ買った方がいいかも。

乾電池はほぼ全てエネループに置き換え終わった。単3は何らかの機器に入っているのもが20本くらいに、充電済みのものが20本くらい。単4はこの半数くらい。単1や単2へのアダプターが4個ずつくらい。モデルの古いものとか能力が落ちてきたら廃棄して更新の予定。とはいえなかなか1,000回充電にはならないw

この他にテントと寝袋があると、倒壊危険とかで屋内にいられないときにも雨風をしのげる。避難所でもプライバシーを確保できるのでおすすめ。震災時当日は余震がひどくて屋内にいられなくて車の中で過ごしたが、やはり車内は窮屈だし、揺れが増幅されるのでかえって地震の恐怖が強いというデメリットがあった。それに結構冷えるので、暖を取るためにガソリンも一晩で10L近く消費したからね。
井戸とディーゼル自家発とディーゼル車と軽油ボイラーと軽油のストックがあるのがベストだけど、これはちょっと無理っぽい。田舎の農家だと普通にこの要件を満たしている家庭もあるんだけどね。次善の策としてはオール電化あるいは都市ガスやめてプロパンのボンベにするとかね。

暇なのでいろいろ思いつくままに書いてみた。
いまのところ食料と水の購入が目標の1/3なので、ぼちぼちと買い足していきたい。