デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

破傷風の予防接種について

破傷風の予防接種を受けようかどうしようかと考えている。


今の仕事は時にがれきの山を歩くことなどもあり、かつては実際に古釘を踏み抜いてしまった事もある。
その時はすぐ近所に薬局があったので事情を話して傷口を洗わせてもらい、抗生物質の軟膏を塗ったんだが、破傷風は侵入場所が末梢であるほど潜伏期間が長いので、2ヶ月くらい落ち着かない日々を過ごした。


もちろん子供のころにはきちんとワクチン接種したはずなんだが、紛れもない中年となった今、免疫記憶はかなり弱っている可能性がある。
子供のころきちんとワクチン接種している人は、40代くらいまでなら1回の接種でもいいと言う話もあるので、自分の母子手帳を引っ張り出してワクチン接種記録を見てみないとね。


というわけで微妙なお年頃の僕の免疫系は、そろそろ破傷風毒素のことをすっかりに忘れている可能性がある。
だから万全を期するなら1年かけて3回ワクチンを接種する事になる(初回接種→だいたい2ヶ月後に2回目接種→だいたい1年後に3回目接種というスケジュールになる)。


そんなにしょっちゅう野外で外傷してるわけでもないのだが、破傷風は致死率が高く症状もなかなかオソロシイ病気なので、予防しておくにこしたことはない。
(痙攣で背骨折れるとか何それって感じ)


数年前に釘踏んだときにも接種を考えたんだが、なかなか踏み切れずにいた。
理由の一つは費用で、3回の接種を全額自己負担だと1万円強とそこそこする。
会社に交渉して全部or一部接種費用を援助してもらえる可能性もゼロではないが、仮にうまく行ったとしても「じゃ、来年からね」となるだろうし。
二つ目はまぁ大したことではないのだが、破傷風菌のワクチン接種って、経験者によると、かなり痛いらしいんだよね。
B型肝炎のワクチンは、痛い(筋注)方が付きが良いという話も聞くから、イタイの怖がってちゃダメなんだけど、打ったあとが腫れて辛いのだそうな。


さて、いつ接種受けようかなぁ...


破傷風とそのワクチン接種については横浜市衛生研究所のサイトに詳しい。