デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

気を取り直していわき市石炭・化石館のレポートを

いわきツアーをするというお誘いを受けて、ほぼ10年ぶりに訪れました。
売店で売っていたTシャツ。
いるのまにか「ほるる」なんて愛称が付いていたのですね。


一番の目玉はもちろんこれ。
フタバスズキリュウ。


発掘時の露頭を再現したもの。


復元された骨格標本。


写真撮影自由で、実際に触れることができる化石もたくさんありました。
化石展示については、10年前のじょぼさとは大違いの充実ぶりです。



いくら古生物学が古き良き学問の牧歌的な雰囲気を濃厚に残している分野だとはいえ、発掘当時から国内でかなりの話題であったはずのフタバスズキリュウの記載(学名を付けて新種として論文発表すること)に、40年近くかかっているのはどうかと思います。
ヒト・モノ・カネの不足もあったのでしょうが、それにしても長期間寝かせすぎ!