デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

無線経由の音楽再生不調

無線母艦として前々モデルのAirMacExtremeを使っています。
これにエリア拡張のために前モデルのAirMacExpressを無線接続している他、前々モデルのAirMacExpressをLANケーブルで接続し、それに小型のパワードスピーカーをつないで無線でiTunesライブラリーの音楽再生をしていました。
前々モデルのExpressの設定にはAirMacユーティリティー5.6が必要なのですが、これはOS10.9では使えなくなっています。
これまでは特に問題が無かったのですが、急に音楽再生が出来なくなり、設定も出来ず困っていました。
いろいろググった結果、以下の方法で再構築に成功しました。

Re: Airport Utility 5.6 in Mavericks

HAL 2013/10/28 20:43 HAL への返信
基本的にはやっていることは同じかと思うのですが、下記もご参考までに。
<中略>
#くどいですが、利用は自己責任でお願いします。
1) デスクトップに作業用として tmp という名前のフォルダを作成
2) Mac OS X Lion 用の AirMac ユーティリティ 5.6 から /Applications/Utilities/AirPort Utility 5.6.app のみを Pacifist 3.2(古いバージョンだとMavericksでエラーが出るのでアップデートを忘れずに)を使って tmp フォルダに抽出 (Extract to…) する(インストールはしない)
3) OS X Mountain Lion アップデート v10.8.5 から /System/Library/PrivateFrameworks/Apple80211.framework/Versions/A/Apple80211 のみをPacifist 3.2を使って tmp フォルダに抽出
4) AppleScript エディタを立ち上げ下記の内容をコピー


set aFile to quoted form of POSIX path of (path to resource "Apple80211")
set aApp to quoted form of POSIX path of (path to resource "AirPort Utility 5.6.app")
do shell script "DYLD_INSERT_LIBRARIES=" & aFile & " " & aApp & "/Contents/MacOS/'AirPort Utility 5.6'"


5) tmp フォルダにアプリケーションとして保存
6) 保存したアプリケーションを右クリック>パッケージの内容を表示、Contents>Resources フォルダを開く
7) Resources フォルダ内に抽出した AirPort Utility 5.6.app と Apple80211 をコピー


これで、AirPort Utility 5.6(AirMac ユーティリティ 5.6) をOS X Mavericksで立ち上げるためのランチャーが出来上がりです。後は適当な場所にコピーしてご利用ください。

ただ、ユーティリティー5.6でExpressだけでなくExtremeもいじってしまったからか、無線拡張用のExpressに繋がらなくなり、再度最新のAirMacユーティリティーで設定し直してから、改めて5.6で音楽再生用Expressを設定しました。


無事音楽再生機能は復旧したものの、一つ問題が発生しました。
母艦と拡張用のExpressは5GHz対応なのですが、音楽用のは非対応なんです。
有線で母艦とつないでいるから問題ないと思ったのですが、Macを5GHzネットワークに繋ぐと、音楽再生が切れてしまいます。
2.4GHzだと問題ないのですけどね。
新しいExpressを1台買うしかないのかなぁとも思ったのですが、1日経って試してみると5GHzでも普通に音楽再生できました。
5GHz対応のExtremeとLANケーブルで直結されているのですから当然なんですが、なぜ昨日はダメだったのだろうか?