デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

リヒテンシュタイン侯爵家の至宝

久しぶりに県立美術館へ行ってきました。

https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20200714-s01-01.html

昨年は東京でやってたみたいですね。

 

館内は2メートルの間隔をあけるのはちょい難しい程度の人出でしたが、そもそも美術館、それも特設展では、皆さん無言で見入っているので、さらにマスクに検温で対策としては完璧でしょう。

アルコールスプレーもあったけど、特設展では手に触れるものなんかほぼないですからね。

とはいえ、売店では皆さん図録の見本に触りまくってたので、出口にもアルコールがあってよかった。

展示内容はなかなか面白かったですね。

全体的にはさすが一国を維持した侯爵家のコレクションといった素晴らしい絵画や焼き物の数々。

が、一部、柿右衛門などの有田焼や中国の焼き物に、無理やり金の装飾をゴテゴテと後付けしてて、趣味が悪いというか、なぜそうまでして金細工を乗せたかったのかと製作者と加工の発注者を問い詰めたい感じのものもあり、それはそれで愉快でした。