デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

学振

日本学術振興会特別研究員の採択結果が出たようで、僕のタイムラインも悲喜こもごもですごい事になってます。

制度が変わっている部分もあるだろうから簡単に比較はできませんが、僕はDC1に採択されてました。

ドクターコースから医学部に移ったので、卒論や修論の成果が何報か論文になっていたのと、入学時点でラボに同期がいなかった(後に数人増えた)ので、推薦順位一位をもらえたのが大きかったと思ってます。奨学金も同じ理由であっさり通ったし(医師免許持ってる院生は奨学金を借りるメリットが少ない)。

そんな僕ですが博士終了の頃にはろくな業績もなく、PDなんて出すだけ無駄な有様。

努力が足りなかったと言われればそれまでですが、学振通った諸先輩のその後を見るに、努力だけでは生き残れない、業界の厳しさを感じています。

DC通らなかった皆さんも、別に人生が終わるわけではないので、めげずに学位取得を目指してほしいと思います。

DC通ったって、その経歴はジョブハントでははほとんど重視されないし、奨学金という名の借金の増加は止まるけど、手元に残るお金は奨学金とたいして変わりませんからね。