デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

新年

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

今年は生き物関係のネタを増やしていきたいなと思っています。

ネイチャーは高くて手が出ないので、サイエンスあたりの論文をざっくりと紹介するのも面白そう。

最近思うに、僕は生物学の次に科学史、特に歴史的発見に至るまでの流れや人間模様に興味があるようなのです。

リスターが消毒の概念に到達するまでのゼンメルワイスやスノウの偉業や、脚気に関する森(鴎外)と高木の論争とかあんな感じの。

これは生物学に限らず、数学や天文学、素粒子物理学なんかもそうで、この年末年始はチャンドラセカールとエディントンの争い(というか一方的な弾圧?)を辿るノンフィクション作品「ブラックホールを見つけた男」(アーサー・ミラー著、草思社)を読んでいたりします。

電子化されていない本は、老眼には厳しい。