デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

隣家でご不幸

日頃からお世話になっている隣家の前に車が何台も止まり、慌ただしく人が出入りしている。


ご主人が体を悪くされていることは聞いていたし、ここしばらくは奥さんの姿もあまり見なかったので、もしやとは思ったが、車を見るとそこには控えめな文字で葬儀会社の名前が。


近所の方に聞いて見ると、午前中にご主人が亡くなったということだった。
長女が1才と少しの時に引っ越してきてから、10年以上お世話になり、とても良くしていただいた。
子供たちにとっても身近な祖父母のような感じで、よく子供を預かってもらったり遊んでいただいたりした。
ご主人は無口なかただったが、いつもにこやかで長男はずいぶんと彼に懐いていた。
アウトドア派なご主人で、僕も山野草取りに連れていってもらったりもした。


夕方に子供たちを全員連れてお邪魔して、ご挨拶をしてきた。
お子さんやお孫さんたちに囲まれて、ご主人は穏やかなお顔だった。
奥様と思い出話しをしていると、涙が溢れてきた。


本当にお世話になりました。
ゆっくり休んでください。