デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

フランスの歴史

そもそものきっかけはNHKのラジオドラマだった。
その頃長距離通勤(自家用車で片道1時間半)していた僕は、行き帰りの車の中でCDやラジオを聞いていたのだが、NHKラジオの青春アドベンチャーはお気に入りだった(ハズレもあったが)。
特に良かったのがモンテクリスト伯。
僕はいわゆる文学作品が苦手で(食わず嫌いともいう)特に海外の作品はほとんど読んだことがなかったんだが、再放送で聞いたこのドラマがとても面白く、また、残業があったりして聞けない回(含む最終回)があったこともあり、文庫で読もうと思い立った。

ところが、これほど有名な作品なのに、完訳本は岩波文庫からしか出てないのね。
とにかく全7巻だったかを購入し、通読した。
これは面白い。
(ラジオドラマが重要なエピソードを網羅した非常に良くできたダイジェストだったということもわかった NHKでCD出してくれないかなぁ 1万円でも買うぞ)

で、当時のフランスの状況を知りたくなり、図書館でフランス史の本を2冊借りてきた。
知識を得てから、再読するのが楽しみだ。

しかしこの岩波文庫版。
文字が小さくて読みにくいし、日本語もなんか古めかしい(格調高い感じはするが)。
どこか新訳出してください。