デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

十角館の殺人

講談社ノベルズの新本格第一弾作品だった。 島田荘司の推薦でデビューした大学院生作家も、いまや老人と言っていい年齢になっていた。 Hulu の実写ドラマは、大変よく作り込まれていて、原作既読勢としても楽しめたが、ドラマから入った人の感想を聞いてみた…

最近読んだ漫画

いくつかピックアップ。 百姓貴族(8) (ウィングス・コミックス) 作者:荒川弘 新書館 Amazon 安定の面白さ。 ブラック・ラグーン(13) (サンデーGXコミックス) 作者:広江礼威 小学館 Amazon いちばんイカすキャラは張さんだと思ってる。 ダンジョン飯 1…

読書の日

終日読書。 こんな休日もいいよね。

百日紅

横溝正史の金田一耕助シリーズ好きとしては、外せない花ですね。 次点は菊でしょうか。

何もしない1日

買い物くらいは行きましたけど。 あとはゴロゴロしながら読書。 まとまった量の文章を読むのも疲れる。 まったく、本好きを名乗るのも憚られるような状態になってしまった。 半分くらいは老眼と近視のせいなので、長年の読書の結果とも言える?

長い家の

歌野晶午のデビュー作でしたっけ? なんか吸い込まれそうだ。 ドリーズームしたらサスペンス映画のワンシーンになりそう。

オーディオブック

このところ、通勤時は各種オーディオブックで朗読やドラマを聴き、退勤時はお気に入りの哀愁漂う曲を聴いている。 オーディオブックは半端に一人芝居なやつがいちばんイライラしますね(苦笑)。

読書

のんびりと本を読んで過ごしました。 今期のアニメにあまり心惹かれないってのも大きい理由ですね。

映像研には手を出すな

もちろんコミックス最新刊の話です。 一話目の一コマ目の表情が最高ですね。 水槽のレイアウトをしたことのある人なら、きっと分かってもらえるはず。

最近買った本

200ページちょいなのであっさり読めそう。 中国共産党 世界最強の組織 1億党員の入党・教育から活動まで (星海社 e-SHINSHO) 作者:西村晋 講談社 Amazon 国際情勢もきな臭くなっていたから、潜在的敵国というか、日本に対して明示的に敵意を示している、中…

「コワルスキーの大冒険」読了

こういう形で過去作の結末をつけるのは悪くない感じ。 クオリティーは安定してて安心して読めたけど、やはり中学生の頃に感じたようなドキドキはない。 ラノベになろうにYouTubeと創作物に溢れている今の中学生は、どんな気持ちで読むのでしょうか? そもそ…

上巻読了

だんだんとテンポが上がってきた。 なかなか面白いけど、過去パートと交互にする必要があったのか?ってのが現時点でのメタな疑問。 プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 作者:アンディ ウィアー 早川書房 Amazon

最近の積読

出だしがやや鈍い感じだけど、ガッチリとした造りは相変わらず。読んでいて楽しい。 この週末で読み終わるかな? プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 作者:アンディ ウィアー 早川書房 Amazon プロジェクト・ヘイル・メアリー 下 作者:アンディ ウィアー 早…

漫画やアニメのおふざけ回についての持論

昨日の漫画の話からの派生。 「かぐや様は告らせたい」は、いかにもジャンプ的な、ギャグ漫画で始まってシリアスなストーリーが後から浮かんでくるタイプなので、シリアスが本流になってからのギャグの割り込みもあまり気にならないのですし、コミックはサラ…

最近買った漫画

安定のクオリティー。 ハクメイとミコチ 10巻 (HARTA COMIX) 作者:樫木 祐人 KADOKAWA Amazon ちょっと寄り道してる気がしないでもないが、むしろそちらが本来の姿だったのだよね。 どちらも面白いからいいのだけど。 かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛…

魔眼の匣の殺人

オーディオブック版で視聴。 朗読よりラジオドラマ的なヤツの方が聞いていて内容が頭に入ってくる感じがする。 ちなみにAmazonのオーディブル版は1人のナレーターによる朗読。 前作より舞台もスケールも小ぶりになった気がする。出来は悪くないのだけど、長…

iPhoneのKindle本が全部未ダウンロードに

お騒がせKindleさん。 今度はiPhone アプリ。 ライブラリは前回改善されたまま問題ないのですが、ダウンロードしてあった小説がぜんぶ未ダウンロード状態になってました。 まぁ小説はデータサイズが小さいからその都度ダウンロードでもあまり困らないのです…

機龍警察の新刊が出てたのね

毎日本屋巡りをしていた学生時代には、新刊を買い漏らすなんてことはほとんどなかったのだけど、やっぱりネット書店では補いきれない部分ですね。 いや、これまで買い続けていふシリーズの新刊をお勧めに提示するくらいネットでも簡単にできるような気もする…

Kindle復旧

ようやく復旧しました。 復旧したらメールで連絡があるはずなのに、なんの音沙汰もないので毎日自分でチェック。 1,600冊のうち約70冊が復元されていました。 前にも似たような事があったけど、その時はこちらが指摘した本しか復元されなかったから、今後も…

影の中の影

月村了衛の5年くらい前の作品。 一気に読了。 同氏の「槐」がジュブナイルだったのに対して、本書は大人向けにアレンジした感じか。 相変わらずリアルでハードボイルドです。 細部の作り込みが架空の話に血肉を与えてる。 影の中の影(新潮文庫) 作者:月村…

Kindleの本が消えた

購入済みのKindle本がランダムに消えて困る。 いちばん困るのはどの本が消えているのかすらわからない事。 購入履歴を全部再確認すればわかるのだろうけど、いちユーザーにはスプーンで山を切り崩すような真似は無理ですよ。 トラブルシューティングはひと通…

ファウンデーションを観はじめた(思い出した)

はい、昨日書くはずだったネタを思い出しましたよ。 アシモフの「ファウンデーション」シリーズをAppleが実写化してApple TV +で放映を開始したのが先月。 すっかり忘れていて、ようやく一昨日から観始めたのです。 一話目を観終わった感想。 (以下、原作と…

ブルーバックス購入

Kindle版でもよかったんだけど、もしかしたら子供たちもいつか読むかもしれないから。 インド洋 日本の気候を支配する謎の大海 (ブルーバックス) 作者:蒲生俊敬 講談社 Amazon 日本海 その深層で起こっていること (ブルーバックス) 作者:蒲生俊敬 講談社 Ama…

最近買った本

ニッチなフィードで確かな存在感を感じさせる若手研究者の業績が、ご自身の手で一般向け成書にまとめられている本は、なんというか、まるで冒険小説を読んでいるかのようにワクワクしますね。 ということで、水中考古学と進化生物学の本を2冊。 どちらもお…

産霊山秘録(むすびのやまひろく)

以前、ちょっとだけ紹介した半村良の傑作伝奇小説。 氏の作品では「妖星伝」や「石の血脈」、あるいは「戦国自衛隊」などが有名ですが、スケールの大きさでは負けてません。 "本能寺・関ヶ原・幕末そして戦後……日本歴史に記録されているいくつかの動乱期。そ…

今こそ読みたい小説

今こそ読みたい小説。「復活の日」小松左京「夏の災厄」篠田節子「エピデミック」川端裕人「天冥の標」小川一水「絹の変容」篠田節子「日本沈没」小松左京 復活の日〔新版〕 作者:左京, 小松 早川書房 Amazon 夏の災厄 (角川文庫) 作者:篠田 節子 KADOKAWA A…

ファウンデーション

アシモフの「ファウンデーション」が全80話くらいの大作としてApple TV+で今年中に放映が始まるらしいので、改めて初期の三部作を読んでいる。 今読んでも面白いのは、さすがは歴史の風雪に耐えてきた作品だけのことはある。 Apple TV アプリで予告編が観ら…

不全世界の創造手

小川一水の十数年前の作品「不全世界の創造手(アーキテクト)」読了。 タイトルですごく損してるよね。 「第六大陸」をややジュブナイルよりにした感じの良作だと思う。 ぜひ続編を書いていただきたいものだ。 不全世界の創造手 (朝日文庫) 作者:小川 一水 朝…

焦茶色のパステル

すべてのウマ好きに読んでほしい。 第28回江戸川乱歩賞受賞作。 (中津文彦の「黄金流砂」と同時受賞) コンビ解消により消滅した「岡嶋二人」のデビュー作(1982年刊行)。 サラブレッドが主題という当時としては異色のミステリー。 サラブレッドに興味のあるす…

アリハンドブック

増補改訂版が出ているのに気がついたので購入した。2018年の9月に出てたのに気がつかなかったとは…… アリハンドブック 増補改訂版 作者:寺山 守 発売日: 2018/09/20 メディア: 単行本 2009年版との違いは、Amazonの商品説明に書いてあるけど、データ等を最新…