デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

ファウンデーション

アシモフの「ファウンデーション」が全80話くらいの大作としてApple TV+で今年中に放映が始まるらしいので、改めて初期の三部作を読んでいる。

今読んでも面白いのは、さすがは歴史の風雪に耐えてきた作品だけのことはある。

Apple TV アプリで予告編が観られるのだけど、冒頭でセルダンの元へやってくる若手数学者は、性別変更されちゃうのかねぇ。

実際のところ、2巻と3巻はともかく、1巻では女性は活躍しないどころか、受付嬢と太守の娘で辺境星系の独裁者に嫁入りした尊大なご婦人と、その侍女の3人がちょっと顔を出すだけなんですよね。

理事会メンバー、市長、貿易商などの主役級の性別は明言されていないことが多いので(一人称が僕とか俺とかな人物はいますが)その辺に女性を持って来ればいいのに。

よりによって、この若手数学者は「青年」と明記されているんですよ。

どの程度の原作改変がなされるのか、今から怖いです。