デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

29日目

深夜日付が変わる直前に強烈な余震が来た。
11日の本震がなければ、普通に大地震と言っていい震度6強。


揺れかたが本震と同じ小刻みで強くて長く揺れるタイプだったので、かなり怖い。
揺れ始めてしばらくして(まだ揺れてる最中に)停電。
1ヶ月たってまた停電というのは気分的にかなり堪えた。
水道も心配だったので(停電=上水系のポンプ停止)、確認したが、一応それなりの水圧で出ている。
ただ水道の場合は高所のタンク内の貯水があるから、即ストップにはならずに数日後に断水の可能性の方が高い。
念のため風呂に溜め置きしたが、ずいぶん黄色い水が出る。
揺れのせいで管内の汚れが出たのかな?
ガスも確認したが、こっちも出る。
ただ、これだけの揺れだとガス管破損が各地で出るだろうから、そうなると補修のために再度ガス供給停止ってのも大いにありうる。


いろいろ考えるとなかなか熟睡できなかった。
荷役労働仲間と派遣先担当者とid:Gururi先生とは連絡がついたので一安心。
派遣元のチーフとid:miduhanome師にもメールする。


しかし...
ガソリンスタンドやスーパーはまた行列になるんだろうなぁ。
そもそも停電だと営業休止か...
昨日帰りに自転車買ってくれば良かったorz


朝になっても停電は続いていたので「また当分電気なし風呂なし生活か...」と憂鬱だったが、8時前に復旧した。
やれやれ、冷蔵庫内の食品が無駄にならずに済んだ。
熱帯魚水槽は立ち上げ中途放棄中で水深が浅かったので無傷。
金魚水槽からは結構な寮の水がこぼれていたが、金魚にダメージはなかった。
妻は地震の心理的ダメージと寝不足でヘロヘロになっている。


今日は休みのシフトだったんだが、荷役労働現場の荷物が崩れていないか心配だったこともあり、街中の偵察を兼ねて顔を出すことにした。
店が停電していなければ自転車も買うつもりで大枚握りしめて家を出る。
道中では予想通り開店前のスーパーやガソリンスタンドに行列が始まっている。
信号機も7割くらいの地区でダウンしており、各所で大渋滞が発生していた。


現場を全部調査したところ、特に問題はなかったので帰宅することに。
やっぱきちんと積んだ荷物は崩れないね。
師匠ありがとう!


帰りに通常の買い物のためにスーパーに行ったが、商品はたくさんあるのに客殺到で店内は大混雑しており、買い物を済ますのに1時間半くらいかかった。
ちょっとしたパニックだね。
みんな本震以降の混乱の記憶がバッチリ残っているから、当然といえば当然だけど。


停電していない地区を探したら、行列が大したことないスタンドを見つけられたのでそこで給油をすませて、家に帰ったら昼を過ぎていた。


ネットで電気ガス水道の情報を見ると、せっかく復旧したのに再度ダメになった地区が公表されていた。
幸いうちの地区はいずれにも入っていなかったので一安心。


ある程度備蓄はあるけど、カセットコンロのボンベとエネループ、保存食と飲用水を少し確保しておく必要があるかなぁ?


当分はつねに在庫を手元に置くという購買スタイルを続ける必要がありそうだ。