デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

日本沈没 第二部読了

しばらく前に映画化(リメイク)に合わせて出版された「日本沈没第二部」が文庫オチしていたので購入。
さっそく読了した。

日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)

日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)

日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2)

日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2)

谷甲州はホントそつなく書いてるって感じだね。
ちょっと小ぶりな感じで、書かれ足りないもどかしさはあったが、まぁよしとしよう。
できれば第2.5部を書いて欲しいところだがw

谷甲州作品としてみるならば、「航空宇宙軍史」の方が引き締まった印象を受ける。
(このシリーズは入手不可の作品が多いのが残念) 
ちなみに小松左京(系の作風)の後継者としては、他に林譲治とか小川一水あたりに期待している。
山田正紀も「最後の敵」とか「神狩り」のころは小松左京っぽくて良かったんだが。
あと堀晃とかも好きなんだが、最近作品書いているのかな?
まぁようするに哲学的SFが僕の好みということなのだな。
とはいえ、かんべむさしとかも大好きなんだが。