デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

科学館

新しい展示ができたということなので月曜日に一家総出で科学館へ行って来ました。
確かに新しい展示ができてはいましたが、相変わらず使い方がよくわからない展示や、故障したままの展示など、展示にお金や労力がかかっていない(かけられない)感が溢れかえっていてとてもアレな感じです。
節電で館内が暗いのがさらに追い打ちを掛けています。


これが新展示。

これはたしかにすごく有名だし、それを実際に体験できるのはすごくいい!


ただ、あいかわらずこの展示はいただけない。

とにかく音が大きい。
こいつのせいで他の展示の音が全く聞こえないこともしばしば。
何かで囲って多少なりとも遮音するとかできないもんですかねぇ...


このご時世、予算や人手が増えているとは思えないので、これでもむしろ良くやっている方なのでしょうが、ときどき開かれる企画展や体験学習が素晴らしいだけに施設そのもののくたびれた感じが涙を誘いますね。


あと、形状記憶合金で作った花を、ヘアドライヤーの温風で開くという展示があったのですが、加温用のドライヤーが例の「なんとかイオンを出す」という機種で、激しく萎えましたorz


巨大なゾウの仲間の骨格や復元模型は迫力満点なのですが、置き場所の関係でその迫力を生かし切れていないのが非常に残念。
まぁ欲を言えば切りがないのですけどね。


ちなみに館内に展示されている八木山動物園にいたアフリカ象の骨格標本の在りし日のお姿↓


現在のお姿。↓


このゾウは若くして急死した(原因不明)のですが...


ずいぶん前にこのゾウを材料とした学会発表を見る機会がありましたが、材料が「アフリカゾウ」というだけで興味本位の聴衆*1が群がり、立ち見が出るほどの大盛況でしたw
東北大の生物学科(の一部)には、ゾウ急死の原因に関する伝説?が言い伝えられているそうです。

*1:まぁ学会でどの発表聞くかは興味の赴くままなんですけどね