デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

カイコの羽化

25日の朝から、真っ当に終齢まで育ってから繭を作り始めた蚕が羽化し始めました。
12日から営繭なので、13日目です。
眼状斑が薄かった個体が先行し、今のところ出てきたのは全部オス。
性比はずいぶんとオスに偏っているのでしょうかね。
まさに繭から出始めている個体を見ることもできてラッキーでした。
26日には眼状斑が濃かった個体も多くが羽化。
こちらも全部オス。


そして今日、ついに念願のメス3個体の羽化を確認しました。
(眼状斑の薄いもの1、濃いもの2個体)


18個体中16匹が羽化し、うちわけはオス13:メス3とずいぶんな差です。
未だ羽化しない2個体が両方メスだとしても13:5。


4齢で?蛹化した小型個体はオス1:メス2だったのですが、それを加えても14:7と2倍も差があります。


カイコは子供の頃に何度も飼ったのですが、雌雄の羽化までの日数の違いや性比の大幅な偏りには気づきませんでした(苦笑)。


長女も自発的かつ熱心に観察していたので、今回のカイコ飼育は大成功といえるでしょう。
次のテーマは4齢営繭個体同士、眼状斑の薄い同士、濃い同士の組み合わせで交配させて生まれた卵から、どのような幼虫が出てくるかですね。
卵は休眠卵なので、実験開始は来春以降になってしまうかもしれませんが。