デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

サンショウ

5月上旬にイヌザンショウ30粒を播種。
午前中だけ直射日光が当たる場所で軽く腰水っぽい感じで常に用土が軽く湿っている感じで管理していました。
ちなみに播種時にはコンクリート路面で軽くゴリゴリして表皮に傷をつけ、市販の菌根菌と一緒にポットに播き、光が当たるように覆土はためが見えるか見えないかくらいの極薄いものにしました。
6月上旬から発芽が始まり、中旬までに4本目が発芽。
その後もいつのまにか3本発芽しましたが、それからずいぶん間が開いて7月中旬に新たに2本の発芽を確認しました。
合計9本。
播種時期的には適期を1ヶ月以上遅れたのですが、寒冷地だからなんとかなるかなと、大博打のつもりで播種したのですが、予想外の結果でした。
しかし、いくら寒冷地だったとはいえ、7月中旬になってから発芽するものがあるとは思ってもみませんでした。
さすがは新たに開けた場所に最初に侵入するパイオニア植物ですね。
同時期に播いたサンショウは今のところ1本も発芽しません。
そのかわり朝倉サンショウのこぼれタネがいろんなところで勝手に発芽しています。
サンショウは山に行って取ってくる手もあるので、やはり今後のターゲットはカラスザンショウですね。
1本だけ持っていたのは去年突然枯れてしまったので、なんとか種を入手して実生にチャレンジしたいところ。