先日屋外のミニビオトープから回収したムジナモの冬芽。
野生では深い池に沈底して凍結を回避しているものと思われますが、我が家のビオトープはいわゆる漬物樽。
ビニールポットや藁などが入っていて水深が浅く、冬芽は何度か完全に氷に包まれていました。
↓無加温のものは回収時と変わらず冬芽状態。
生きていたとしても熱ショックで融ける可能性も考え、無加温と加温に分けて管理していたのですが、どちらも溶けることもなく加温している方は冬芽が開いて生長が始まっていてひと安心。
↓こちらは熱帯魚水槽のガラス蓋の上に置いていたもの。
基本的に屋外で越冬できる種類でも、地中深くや凍結していない水底や深い雪に包まれていれば生体が一定気温に保たれるのでいいのですが、全凍結や霜柱で浮いた根に寒風吹きさらしによる乾燥はダメージが大きいので注意が必要ですね。