バイテクの支配者という本を買った。
- 作者: ダニエルチャールズ,Daniel Charles,脇山真木
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
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まだ読んでないから感想とかではないけど、思うところをちょっと。
初めて遺伝子組換え実験をしてから20年近い。
20年も遺伝子いじってきて感じるのは、この技術の普通さ。
危ない思いをしたことなど一度もない。
なので反対派の気持ちは全く理解できない。
むしろ日本にこそ、遺伝子組換え作物が必要だと思う。
だって特に広くもない国土にさらに狭い耕地面積。
なのに人口は世界第10位。
ちなみに1億人超えてるのは
中国
インド
アメリカ
インドネシア
ブラジル
パキスタン
バングラディシュ
ナイジェリア
ロシア
日本
メキシコ
の11カ国。
ちょっとスピードが速くて効率がいいだけで、通常の育種と何ら変わるところはないんだけどねぇ。
そりゃ無農薬有機栽培だけ食って生きていけるほど高所得の皆様はいいけどね。
一般人には安価な食料が必要なんだよ。
農薬も、食品添加物も、遺伝子組換えも、安くて安全な食料の供給に必要なモノだ。
冷静にいろいろ考えるべきだと思う。
時間の余裕はそんなに無いと思う。