デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

5日目

さび付いて変速もできなくなっている自転車を引っ張り出して最寄り支社へ出社するも、上司から「そっちへいってもダメだから、こられないなら自宅待機してろ」という連絡が。
あれ、被災で通勤できないときは最寄りにってルールじゃなかった? どういうことなのかよくわからんが、たしかに最寄りにいても役にはたたないので、友人知人と話して帰る。
帰り道に生きてる自販機をいくつか発見した。
ミネラルウォーターとかは全部売り切れだったけど、お茶とカルピスウォーターとかイオン飲料が買えた。
これで灯油が切れて溜め水を煮沸できなくても少しは水分補給ができる。


トイレ流したりご飯炊くのに水をつかうのでタンクや風呂に貯めた水が徐々に減ってゆく。
バケツの水を風呂桶にあけて、バケツとクーラーボックスを持って水が出ていると聞いた公民館?へ。
途中で炊き出しをしている事業者のかたに出会い、暖かい食料や水を分けていただけた。
ありがたくてありがたくて涙が出そうになった。
米4升を供出して炊き出ししてくれた隣人といい、とても真似できないレベルの善意の人々にただただ感謝。
日常生活に復帰したらきちんとお礼に伺わなければ。
Twitterやここの掲示板などで声援や情報をいただいている皆さんにも、もちろん大感謝!


いっぽう震災直後から電源が復旧した今に至るも販売を再開しない行きつけのスタンドはどうなってるんだろう?
近隣の複数のスタンドは在庫ある分は(緊急車両用残して)手動あるいは電動で放出したんだから、タンク損壊で危険とかそういうのではない気がするんだが...