デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

車の購入(接触編)

先日からたいそうストレスになっていたトラブル。
まぁ車の故障なんだが、台風で増水した道路に気づかず進入してしまい、気づいた時にはもうどうにもならず、かろうじて脱出して自宅までたどり着いたものの、電装系やオルタネーターがやられていて、修理には50万以上かかる上に、今は無事な部分も間違いなく近いうちに支障が出てきて再修理になるとあっては、もうあきらめて新しいの買うしかない。
とはいえ新車を買うようなお金は無いので(このところ給料下がりっぱなし)、当然中古車となる。
今の車は5人乗りなんだが、3人目の子が生まれて以来、近所に住む義母と一緒に出かけると言うことが不可能になってしまっていた(入り婿ではないとは言え、これはいいろいろマズイと思うのですよ)。

なので次の車は何はなくとも3列シートの7〜8人乗りでないといけない。
さらに当地は仙台市内とはいえかなりの山際なので、冬場の積雪や凍結は半端ではない。
さらに今の勤務地への通勤経路や営業エリアも冬場はかなり雪深そうで、しかも坂道がやたらと多い。
なので次に重要な条件は4輪駆動ということになる。

この段階で、選択肢はかなり絞り込まれる。
さらに貧乏だから高級車というか3ナンバー車を除外すると、対象車種は数種類しかなくなる。
しかも、大震災が中古車市場の様相を一変させてしまった。
一瞬で万単位の車が廃車になったので、同数の需要が発生したにもかかわらず、供給は変わらなかった。
なので半年経った今でも県内の中古車市場はかなり品薄&やや高値で推移しているという最悪の状態。
せめて再来年以降なら買い換えに伴う中古車供給が平年並みになっていたと思うんだが、今の被災地では中古車は入荷と同時に即売れていくという究極の売り手市場がようやく沈静化に向かい始めた段階らしい。
なんというか、あまりにタイミング悪いよね。

それでも車が無ければ通勤時間は倍増するし、買い物や休日の行事にも大いに差し支えがでる。
田舎暮らしでは自家用車は文字通りライフラインなのだということを改めて実感。
とりあえず満額では無いものの車両保険も評価額の7割くらいはでるようなので、頭金くらいの目処は立った。
そこで、ネットやディーラー経由で手に入れた数少ない対象車種から、それなりに安くて良さそうな2台程度に候補を絞って現物を見に県内を走り回ってきた。
(後日に続く)