デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

JAXA角田ロケットセンターの一般公開に行ってきた

年に一度の一般公開。
10時開場なんだけど、9時半に着いたらもうゲートは開いていて、20台くらい先客の車が止まっていました。
事前に入手したチラシで知ってはいたんだけど、今年は去年とはかなり内容が変わっていました(去年は震災のせいで重たいのできなかったのかも)。
というか、去年と同じ内容というか展示だったのは宇宙開発展示室だけ。
そこすら「こうのとり」の模型が増えているので、去年参加していて全部の実演や展示を新鮮な気持ちで楽しむことができました。
特に去年と違って実際の研究・試験の状況を見せるところが2つもあって、推進薬供給系統試験設備ではキャビテーション解析(水を使ってターボポンプ内部の気泡発生を抑えるための研究)を、高圧液酸ターボポンプ試験設備では実際のポンプの試験(巨大な火柱が何本も上がる)を(遠隔カメラ越しで)リアルタイムに見ることができた。
両者の感想なんだけど、キャビテーションの方は前置きというか説明が長くて子供たちは実際のキャビテーション解析に入る前に飽きて帰りたがり、ポンプ試験の方は実際の試験手順を見られて良い反面、説明が簡単で大人がちょっと物足りなかったw
時間が無くて高温衝撃風洞は見られなかったのがちょっと残念。
曇りで風が強くて寒かったので、結局昼過ぎには切り上げて帰ってきましたが、桜も七分咲きといったところだったので、天気さえ良ければお弁当もって行きたいところ。


そうそう、最後にいくつか印象に残った事を。


計算機センター?の扉。

ここには他にも現役の黒電話があったりと、なかなかシュールでした。




去年も見た車。