デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

熊蜂の飛行

中学校のころだったろうか、ボーイスカウトのハイキング中にクマバチに遭遇した。
山道の中央、3mくらいの位置に陣取っていて、こちらが少しでも近寄ると接近して威嚇してくる。*1
何度も挑戦するがしつこく威嚇接近してくる。
引き返すわけにも行かないので、最終的にいちにのさんで仲間と中央突破した。
そして昨日、cocoさんのブログで「クマバチの雄には針がない」という記述を見つけた。
おぉ、確かにハチの針は産卵管が由来だから、オスには無くて当たり前だなと思い、ググってみた。
そしたら、「クマバチの雄は縄張りを持って近づくものを威嚇する」とか書かれている。
つまり、少年のあの日に我らの行く手を阻んでいたクマバチには、これといった攻撃手段は無かったのだ。*2
羽音に圧倒され針があるものと思い込み怯えていた自分に、数十年の時を経て脱力...orz

*1:威嚇ではなく、とりあえず動くものには接近して雌かどうか確認する行動なんだそうだ

*2:それどころか攻撃の意図すらなかったのだ