デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

ムネアカオオアリ発送

あにまりあさんの掲示板で、somila さんがムネアカオオアリを欲しがっているのを知った。
somila さんには、あにまりあさんの画像掲示板で女王の同定をしていただいたりとお世話になっている。
そして僕の手元には今年の新女王(産卵確認済み)が5個体。
去年より飼育になれたと思うし、一部調子悪いとはいえ去年からの3コロニーもある。
「全部飼い続けるつもりじゃないよね?」との厳しい視線も家族から来たりしてるw
真面目な話全部飼い続けるのは無理なので、産卵数の多い3匹残して逃がそうと思っていたところだった。
「送料着払い、生殖能のある個体を逃がさない、分与した個体を売らない」等の条件を提示し、それでよければ2個体分与可能である旨メールしたところ、こころよく同意していただけたので、さっそく発送に向けた調査&準備を開始した。

実はアリの発送は初めてで、梅雨入りしたとはいえ気温は高い時期の発送にはかなり不安があった。
炎天下に屋外に放置されたりトラックに積みっぱなしにされればすぐ死んでしまうことは容易に予想できる。
雨か曇りであまり気温が上がらない日、夜持ち込みで翌日午前中に配達可能なら一番危険が少なそうだ。
ヤマト運輸のウェブサイトで確認したところ夜発送午前配達は大丈夫そうだったので、こっちとあちらの週間天気予報を調べたところ、土曜夜から向こう1週間はずっと雨か曇りで、最高気温は30℃程度と同条件。
どの日も同じなら早いほうが良いだろうし、こっちも平日の発送はできれば避けたい。
ということで翌日、日曜の夕方に発送することにして、送る個体の選定に入った。

余剰は2個体(去年6匹捕獲して3匹死なせてしまったので、3個体手元に置く事にしたのだ)。
産卵数や調子はどの個体もみな良い感じだったが、卵が3カ所に散っていた行儀の悪いのは除外。
残る4匹から2匹を選んで輸送用の小型容器に移した。
輸送用ケースに移したときに卵を2個ずつ失ってしまったのが申し訳なかった...。
エアクッションと新聞紙で厳重に梱包し、天地無用のシール貼って準備完了。
いざ営業所へ。
17時に営業所で発送手続き完了。
ネットで追跡したところ21時過ぎにはこっちの主幹支店から旅立っていた。
今朝見たらすでに先方の主幹支店に到着していた。
これならたぶん大丈夫だろうと思い仕事へ。

帰宅してメールチェック。
結構朝早いうちに無事到着した旨の連絡があり、一安心。
よかったよかった。