デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

イージス艦に乗ってきた

出所がどこだか忘れたけど、とにかく土日にイージス艦と護衛艦が仙台港に来ると知った。
護衛艦は試乗だけでなく体験航海にも連れて行ってもらえるらしい。
ネットで見るとイージス護衛艦「きりしま」と護衛艦「さざなみ」が来る。
残念ながら体験航海は既に定員に達していたが、イージス艦に乗れるだけでも良いかと思って娘に聞いて見ると、気のない返事が。
いちおう妻にも聞いて見ると、なんと二つ返事で「絶対行く!」と。
ということで車を飛ばして行ってきました。
どうせ混んでいるだろうと思って3つあるうち一番遠い駐車場へ行ったところ「バスが来るまで30分はかかるから、一番近い第1駐車場へ行った方がよい」ということで、第1駐車場へ。
(会場最寄りには駐車場がないので、指定駐車場からシャトルバスが出る)
駐車場に到着するとそこにはバスを待つ長蛇の列が。
大型観光バスが2台きてくれたので、10分待ちくらいで乗車できました。
バスに揺られて10分ほどで会場の埠頭に到着。
さざなみはちょうど出航するところでした。
午後の部は1時から開始だったので(到着したのは2時)きりしまの艦橋や甲板にはすでに大勢の人がいました。
乗艦者の列はバスの時よりさらにすごかったのですが、こちらも20分待ちくらいであっさり乗艦することができました。
乗艦を待つ間に写真を撮ってみましたが、サイロへ荷下ろしするためのパイプがとても邪魔です。

α33を持ってくるつもりだったのですが、家を出るちょっと前に霧雨が降っていたので、撮影はiPadですることにして置いてきたんです。
結局現地では全く雨は降らず、激しく後悔しました。


イージス艦の証、SPYレーダーです。


乗艦したらちょっとしたトンネル状の通路を通って前部甲板へ。
まずはミサイル垂直発射装置(VLS)。

イージス艦の概要を説明していた若い砲術長が、高齢の男性から「北朝鮮が核ミサイル打ってきたらどうするの?」とか「この船もホントは核ミサイル積んでるんじゃないの?」などとからかわれていました(笑)。


艦首波動砲54口径127mm速射砲。

砲弾を持たせてもらいましたが、その重量なんんと32kg!
小さいナリして小学5年の娘よりずっと重い!
持つ手が震えるほどでした。
薬莢含めたらどれくらいの重量になるんだろう。


艦橋には高性能20mm機関砲(CIWS)。

あさりよしとお氏の書く宇宙人のようなナリです。


後部甲板行きの列はスムーズでしたが、艦橋に行く列は動きません。
こちらも20分くらい並んでようやく艦内へ。
かなり急な階段を5回くらい上って艦橋に到達しました。
要所要所には虎テープが貼ってあり、さらに乗組員が立っていて、軍事機密の重みを感じます。
こんな掲示もありました。

間違いw


正しくはこちら。

慌てて撮ったのでピンぼけですが、こう書いてあります。
「注意 許可を受けないでこの内に立ち入ることを禁止する。 日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法施行令第5条の規定により掲示する。平成19年4月27日 防衛省」

携帯電話やPDAの持ち込みも禁止のようです。
撮影場所は覚えていないのですが、もしかしたらCIC(戦闘指揮所)の扉だったのかもしれません。


逆に、立ち入り可能な場所でも虎テープが貼ってあるだけでドアが開放されているようなところは、内部を撮影し放題でした(食堂とか)。


ということでこの続きは明日。