デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

テントウムシの幼虫

現在我が家では、2本の木がアブラムシの巣窟になっています。
アブラムシの出す甘露目当てにトビイロケアリが集まってくるわけですが、その一方でアブラムシそのものを目当てにテントウムシやその幼虫も結構たくさん見掛けるようになりました。
これはナミテントウの幼虫のようです。

何十匹もいました。


その中に、今まで見たことのない生き物が2匹。




風で揺れてほとんどがピンぼけですが、カイガラムシのようにも見えます。
しかし明らかにアブラムシを補食しており、動きもけっこう速いです。
まるでミノウミウシのようです。
黒い体に白いミノをたくさんまとっています。
おそらくテントウムシの仲間の幼虫だろうと思い、グーグルで検索したところ、コクロヒメテントウの幼虫である事がわかりました。
そう言えば小さくて黒くて地味なテントウムシも何匹か見ましたから、あれが成長した姿だったのかもしれません。
この白いミノはカイガラムシの擬態しているということのようで、アリからの攻撃をかわすために進化したのだとか。
ホント、生き物って面白いですね。