デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

訃報

友人知人の訃報を聞くのは何度目だろうか。

無謀な運転で自爆した馬鹿な幼馴染たち、癌に倒れた先輩や友人、それから、苦難の末に自ら命を絶った善き隣人。

不義理を耐え忍ぶのも、それに正面から立ち向かって戦うのも、どちらも誰にでもできるものでもない。

そんな時に悪魔の囁き、ほんのちょっとしたきっかけで、人は簡単に自死の誘惑に乗ってしまう。

せめて安らかに眠ってほしいと、自分の心の平安のために、自分に言い聞かせる。