デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

yu-kuboさん来訪2日目(その2)

ということで東北大学理学部自然史標本館。
ここは東北大学総合学術博物館でもあるらしい。
というか、東北大学総合学術博物館の建屋は現在絶賛構想中で、先行して開館していた
理学部自然史標本館を、仮の総合学術博物館としているらしい。
ややこしいのう。


組織上の問題はともかく自然史標本館、入る前からやってくれてます。

入り口手前に1.5m×3mくらいのアンモナイト化石満載の石版が。
巻いてるのや直角のなど、大小かなりの数が確認できます。



(一部を接写してみました)
当然のように子供たちは触りまくり。


入り口を入るとすぐ受付。
大人150円は素晴らしい価格設定です!
しかも「写真撮影はご自由になさってください」ですと!
すごい!すごいぞ東北大学理学部自然史標本館!


標本館というくらいだから、乾き物ばかりかと思ったら、こんな愛らしいいきものも展示されていました。

帰りに見たら、ここだけ写真撮影禁止だったw
臆病だからフラッシュ禁止ということらしい。
フラッシュ焚かなかったから勘弁してください。


中はさほど広くはなかったけど、ステゴサウルスの骨格標本(レプリカ)や、クジラの全身骨格標本など、なかなか見応えがある。



一番感動したのはこれ。

始祖鳥のアイヒシュテット標本(レプリカ)
レプリカとは言え、現物?を見てとても驚いた。
こんなに小さかったんだ...
(アイヒシュテット標本はロンドン標本の7割弱と一番小さいんだけどね)



巨大なアンモナイト化石もさわり放題。

こっちは毛布引いただけで床に直置きw



世界最大のダイヤモンド原石とそこから切り出されカットされた石全部の実物大レプリカ。
こんなでかいのが英国女王の王冠とか王笏を飾ってるのか。
原石は大人のこぶし大で3,106カラット。
3.1キロカラットと表現してみようw


そして極めつけはこれ。

大学所属のガラス職人さんたちが作った放散虫の巨大ガラス模型。
(職人さん達は普段はガラス製オーダーメイド実験器具を作っている)


いやー満喫した。
子供たちも楽しんだようで何より。
石好きの長女もいろいろな鉱物標本を見られて満足した模様。


気がつくと正午を過ぎていたので昼食先を探しに下山。
(理学部キャンパスは青葉山の頂上付近にある)
仙台市博物館の高級?レストランも良いけど、ポンペイ展ですごく混でるよなぁ...さてどこへ行くか...そういえば科学館に喫茶があったな。
ということでyu-kuboさんの同意を得て科学館へ。


まずは喫茶に直行して食券買って食事。
子供たちは食べるのが遅いので、yu-kuboさんには先に展示室へ行ってもらい、このあとは別行動で好きな展示を見て解散することとした。
(ここからなら地下鉄駅もすぐなので、仙台駅へ向かうにもカメイ記念館に行くにも便利なのだ)


ちょうど案内ツアーや科学工作なんかもやってて、yu-kuboさんは参加していたようだが、我が家はそろそろ帰宅時間なのでざっと館内を流して帰路についた。
(yu-kuboさんが参加してた科学工作の成果はこちらにご本人がアップされている


なかなか科学的に充実した週末でした。
yu-kuboさんどうもありがとう!