長女が「近所の庭の草に大きな毛虫がいる!」というので、図鑑片手に現物を見に行ってきた。
体の模様とトゲの分岐に特徴があるので、たぶんタテハチョウ科だろう。
似ているのはキタテハ、シータテハ、ルリタテハ、ミドリヒョウモンあたり。
食草に目を向けると、花はまだつぼみでよくわからないが、葉っぱはどっかで見たことがある。
おそらくホトトギスだ。
上記の中でホトトギスなどのユリ科を食草とするのはルリタテハのみ。
ということでルリタテハの幼虫と同定しました。
スミルノフ教授推薦ということで購入したイモムシ ハンドブック、前回庭のイモムシ同定したときに続いて大活躍だ。
買っててよかった。
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娘がチョウになるまで飼いたいというのでそのお宅の人を訪ねるもご不在。
午後に改めてお邪魔して事情を説明したところ、快く採取をお許しいただいただけでなく、ホトトギスも何株か掘って持って行って良いし、それでもエサが足りなかったらいくらでも切って持って行っていいという至れり尽くせりの対応をしていただき、恐縮するばかり。
後日改めてお礼に伺うことにした。
終齢幼虫5匹、若齢幼虫2匹、蛹&蛹化直前のもの4匹という予想以上の収穫に娘も大喜び。
家に戻ってからは飼育の準備。
ヒョウモントカゲモドキを飼っていたプラケースを立てて、水容器に切り口をティッシュでくるんだホトトギスを入れて幼虫を導入した。
蛹はメタリックブルーとオレンジの模様があって、意外と美しい。
ちなみにルリタテハは食草のハンドブックからでもホトトギスで簡単に検索できた。
- 作者: 森上信夫,林将之
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