デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

PTA問題(昨日の続き)

昨日の発表会で僕は法的な部分について細かいところをつつくような質問をし、さらにその後の座談会でも同じような発言を結構したと思う。
ちょっと大げさかなと自分でも思うような極端な事例を想定しての発言だ。
もちろん僕自身そんな状況が頻発するとは思ってない。
ただ、PTAそのもの、あるいはPTA役員が、今後損害賠償請求などの訴訟の矢面に立たされる可能性は決して低くないと思う。
その時PTA役員の人は(当て職の先生もね)逃げ切れると思いますか?
例えば会長に全責任を押しつけて役員がみんな逃げちゃったらどうしますか?
そうならないために、そうなった時のために、PTAそのものの位置づけ、役員・会員の位置づけや責任の範囲を明確化しておく必要があると思うのですよ。
裁判沙汰になった時、教育委員会や学校サイドはきっと「PTAはあくまで民間の任意団体ですから」と言って逃げるよ。
(原告が学校と教委もまとめて訴えてくれればいいけどね)
位置づけや責任が明文化されていないということは、ようするに誰かに全責任を押しつける事も可能なわけで、それを避けるには、規約を改正してグレーなところを少しでも減らすしか無い。


PTA会長さん、役員の皆さん、顧問や参与や事務局長についている校長教頭教諭の皆さん、役員押しつけられて過労で鬱になって自殺とか、役員就任を断ったら子供がイジメに遭って自殺とか、そんなことはあり得ないと思ってますか?
億単位の損害賠償請求されたり全責任を問われることになっても、PTAの強制入会制度を守るために一人で法廷闘争を戦い抜けますか?一人で損害賠償を全額支払えますか?こんなケースまでPTA保険でカバーできるとでも思っているのですか?

悪い事は言いません。ぜひ一度、最悪の事態というものを想像してみてください。


というようなことが、言いたいのでした。