木製の蟻巣がまったく使用されないどころか、奥まで入り込んだワーカーが死亡しているのを確認して、これは針葉樹からの揮発性有機物か防腐処理に薬剤を使ったからだろうと思っていた。実際に木製部分を密閉しているアクリル板には、小さいけれど無色の針状結晶が無数に成長し始めていた。これが決定打となり、アリたちの活性が下がってきた時期を見計らって別容器に移し、木製部分を取り出して熱いお湯をかけ流し状態でお湯に浸けおき。ついでにアクリル部分もお湯をかけて洗う。
水分も補給されたし、これでアリたちが引っ越してきてくれると良いのだけど。
