デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

学研 科学と学習休刊に思う

学研が科学と学習の年度内いっぱいでの休刊を決めたそうだ。
正式のお知らせも今日届いた。

僕も○年の科学には6年間お世話になった。
子供の科学は自腹だったが、学研の科学は親が買い与えてくれた。

そして自分が親になり、子供に買い与える側になった。
今子供に届いているものを見て、なんとなく内容がチープになったようには感じていた。
学習も月間から季刊になっていたので、衰退しつつあるのは感じていたが、これほど早いとは。

たしかに営業利益とかで考えたら科学での儲けは少ないんだろう。
少子化だし。
だけど今、大人の科学を買ってるのはかつての「○年の科学」読者なわけで、ここで休刊(という名の廃刊)しては、将来の(お金を持ってる)客を失うだけだと思うんだけど。

正直いって「ムー」とか「ボム」とかを残して「○年の科学」をやめちゃうのはどーかと思う。
かつて「学習研究社」を名乗っていた会社が、理科教育から手を引いていくのは寂しい限りだ。
会社がつぶれたんでは元も子もないが、文化の担い手っていう自負はないのかな?
って言うのはちょっと厳しすぎる?