デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

アルコールチェッカー

職場で警察官による交通安全の講習会があった。
飲酒運転死亡事故のドラマビデオを見せられたあとの講話で、

「前夜の酒は結構残るよ」
「アルコール検知器安いんだから買いなさい」

的なことをおっしゃっていました。
露骨に買えとは言わなかったけどねw

僕はだいたい毎晩飲酒するし、量はたいしたことないが、度数の高い酒をロックで飲んだりするので、ちょっと心配になった。
特に酒に弱いわけでもなく、宴会ならともかく晩酌程度で翌朝二日酔い状態になったことはない。
宴会で深酒した時は、車はやめて交通機関を利用したり、休暇を取ったりしている。

だから、特段買わなければならない理由があるわけではないんだけど...。
欲しかったんですw
なんか、面白いおもちゃだなと思って前から欲しかったんだが、まともなものは3,000円くらいするので、自腹切ってまで買う気になれずにいたのだ。
そのへ件のおまわりさんが背中を押してくれたので、「おまわりさんが買えって言ってた(意訳)」
という理由で妻に買ってもらうことができた。

信用あるメーカーだし、値段もそこそこなのでこれに決めてさっそく注文。
TANITAのアルコールセンサー

TANITA アルコールセンサー シルバー HC-206-SV

TANITA アルコールセンサー シルバー HC-206-SV

届いたのでさっそく実験。
数回振って以前の残留臭気を飛ばし、スイッチオン。5秒のカウントダウン後にスタート表示。
ピー音がするまで一定の強さで息を吹きかけると、だいたい4秒くらいで終了。
0.00と出る。酒飲む前だから当然。
缶ビール一口飲んで直後に測定したら、0.50mg/L。
350mlを飲み干して10分くらい経過してから再度測定したら、0.15〜0.20mg/Lだった。
吹きかける速さで数値が若干変動するようだ。
違反対象になるのはたしか呼気1Lあたり0.15mg以上だったと思うけど、この測定器自体はあくまでも簡易測定器だし、これで0.15未満だったからといって、警察の検問では0.15超えちゃうことだって当然あるだろう。商品の説明にも運転の可否を判断するための道具ではない、とはっきり書いてある。
あくまでも参考にして、多めに見積もった方が良いだろうね。
この機械は0.00〜0.50まで0.05刻みで表示してくれるんだが、僕は、そうだな、0.05mg/Lでも運転はしないな。
過去に二度ほど、車なのにうっかり飲んでしまった時があったが、その時は泣く泣く車を置いてタクシーで帰った。タクシー代と駐車場代でダブルぱーんちorz

でもね、飲酒運転ていうのはすごく重大な犯罪行為だと思ってるんだ。
僕の中では放火や麻薬覚醒剤使用と同列。

「殺すつもりはなかった・死ぬとは思わなかった」=傷害致死
「最初から殺そうと思って刺した・死んでしまうかもしれないと思っていた」=殺人

に例えると、飲酒運転での事故は、明らかに後者=故意によるものだと思う。
そうなる可能性は予見できるわけだから。
飲酒運転は絶対ダメだよ。