最近印象に残った論文など。
がんの原因としては、喫煙やアスベストが有名だけど、感染症が原因となっているものもある。
がんの原因出ることが確認されいる病原体としては、エイズウイルス、パピローマウイルスの一部、成人Ｔ細胞白血病ウイルス、Ｃ型肝炎ウイルスなどのウイルスの他、ヘリコバクターピロリのような細菌や、肝吸虫のような寄生虫によるものまで多岐にわたる。
んで、子宮頸がんの原因として知られるパピローマウイルスの一種が乳がんにも関与しているという論文。
子宮頸がんに絡むパピローマウイルスはワクチンも認可されてるから、つまり乳がんの一部もワクチンで予防できるかもしれない。
前立腺がんもこれとは別のウイルスによる感染との関連が示されてて、これも抗ウイルス薬による治療（ガン化前の）の可能性が出てきた。
残念ながらガン化した後でウイルスを除去してもがんは消えないと思うけど、感染予防や発症の防止に道が開けるのは良いニュースだと思う。
