デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

3日目 事態は一気に悪化

ついに水も止まった。
断水という話はいろいろ聞いていたが、うちではそれなりに潤沢に水が出ていた。
やや勢いが弱くなっていたので、たぶん給水塔内の水が降りてきているのだろうと想像がついた。
だとすると新たな揚水はされていないのだから、水が出なくなるのは時間の問題だと思っていたが、これほど早いとは。
水が出ているうちに風呂とバケツとポリタンクを洗浄して新鮮な?水をため込んでおいてよかった。
ガソリンが心許ないので、給水所まで通えるかという不安もあったのだ。


避難所での炊き出しも(宿泊している人優先で、それ以外の人は)早いもの勝ちに。
さらに備蓄が尽きたので、あらたな供給が役場からされないかぎり明日の炊き出しは不可能とのこと。

他地区では電気と水が戻ったところもあるようだが...


ガソリンにやや余裕があったうちに買い出しに出て、運良くオムツとマヨネーズと菓子をゲットした。
ガソリン携行缶は売り切れだったorz

その道中で職場のOBに会ったんだが、ガソリンが無くてもう買い出しに出られない事を伝えると、彼はニヤニヤしながら「俺の車は満タンだぜ」と言い残して去っていった。
うーん、職場の同僚がいつも言っている噂は本当だったな。
噂通りの人間性。
たぶん一生忘れないw
今度の飲み会でチクチクいじってやろうと本気で思った。


ガソリンを求めて3日間で通算8時間並んだが、ついに一度も給油できずorz
すでにスタンド探してさまようための燃料も心許ないほどになってしまった。
徒歩圏内の近場を除いて食料買い出しにも行けなくなったということ...