デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

県立図書館へ"水からの伝言"分類再考をお願いした その後の状況

水からの伝言と、図書館で水伝の分類訂正の申し入れの続き。
図書館に分類変更を申し入れてから、ちょくちょく蔵書検索をして様子を見ていたんだが、1週間ほどで実際にカウンターに持って行った書籍がヒットしなくなり、いったん引っ込めた様がうかがえた。
その状態がしばらく続いたので、事なかれ的にこのまま引っ込め続けられると困るなぁと思っていたが、1ヶ月ちょいでこちらの申し入れどおりに分類変更された形で再度ヒットするようになった。
ここまではめでたしめでたし、なんだが、実は新たな問題を見つけてしまった。
宮城県図書館のWeb簡易検索で「著者:江本勝」で検索してみてほしい。
一部の書籍が404「自然科学・論文集 評論集 講演集」なのは、まぁ許容できる。
(本人が「ポエム」と言ってるんだから、間違いではあるんだけどね)
問題は「ビデオテープ」。
分類は435.44で、あいかわらず「無機化学」に分類されたままなんだよね。
開架されているフロアが違う(3階と1階)のと、映像資料はまとめて管理されているから、申し入れが伝わらなかったんだろうけど、ちっぽけな図書館内でも情報が共有されず縦割り行政とは...orz
こっちも調べて情報提供するしかないですかねぇ。


8/11追記
ブクマにて「あーあ、この人、まだやってるよ… ほっときゃいーのに」という辛辣な?コメントをいただいた。
「トンデモ本の開架位置なんてどうでもいい(些細なこと)放置すべき」と言うスタンスも当然ありだと思うけど、僕のスタンスは「公共図書館なんだから意見は申し入れるべき」で、しかも作者自身が「水伝はファンタジーだ」と言っているということなので、言論弾圧とか図書館の自由を侵害しているとかではないと思うんだけど、なんか間違ってるかな?
その辺は思想信条の違いと言うことでよろしいんじゃないですかねぇ?
別に他人に「オマエも申し入れをしろ!」と強制してるわけでも、「悪書は追放だ!」とか言ってるわけでもないんだけど。