デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

血液サラサラ検査と感染の危険について

急ぎ広める必要のある情報を見つけたので取り急ぎ紹介。

apjさんのところの記事なんだが、
【注意喚起】血液サラサラの写真撮影を病院以外でされちゃった方へ

消毒にもいろんな種類があって、たとえばインフルエンザウイルスにはアルコール消毒が有効だが、ノロウイルスにはアルコール消毒は無効で、でもノロウイルスは70℃以上で10分も煮てやれば無害化される。
でも、100℃で20分以上でないと完全に死なないものや、121℃の高圧蒸気滅菌が必要なものもある。
異常プリオンのように高圧蒸気滅菌でも死なない病原体もいる。

もちろん消毒をしないのは論外!

注射針だけでなく、注射筒、針治療の針だって、患者ごとに使い捨てにすべきである。
一昔前ならいざ知らず、現代の日本でこれらを煮沸やアルコール消毒で使い回している医療機関があれば、
悪いことは言わないから、そこに行くのはやめて、地元の医師会に情報提供すべきだろう。
10年前にかかった医療機関で、煮沸消毒した注射針と注射筒を出されたときはぞっとした。
(気弱なので断れなかったがw その後その医者に行くのはやめた)

apjさんの記事にあるように、血液サラサラ検査のための採血用具の使い回しがあった場合、
一番気になるのはB型肝炎とC型肝炎ウイルスだ。
B型は劇症肝炎で死亡することだってあるし、C型は長期的には肝がんに至る可能性が高い。
(おおざっぱにいうと肝がん患者の70%以上がC型肝炎ウイルス陽性だ)

apjさんも書いておられるが、心当たりのある方は医療機関で肝炎ウイルスの検査を受けることを強く進める。
不幸にも感染してしまっていた場合でも、早期に治療を開始すれば、がんの発症を遅らせることができるし、
家族などに移してしまうリスクを避けることができる(B型肝炎には感染を予防するワクチンがある)。


1/25追記
黒影さんのところでも言及されてた。
広く情報が拡散して、発症者が一人でも少なくなると良いのだが。