デムパの日記

あるいは「いざ言問はむ都鳥」普及委員会

川端裕人さんの著作をより多くの人に読んでほしい

川端裕人さんのサイン本が欲しい!
その思いだけでこのエントリを書いています。


SF小説に始まり、動物系ルポ、PTA問題など様々な分野で活躍している川端さんですが、最近ではNHKアニメ「銀河へキックオフ」の原作者としても有名ですね。


僕が最初に読んだ作品は「夏のロケット」。
当時生意気な若造で科学者の卵でもあった僕は、この作品で氏の熱烈な?ファンになり、そこから「クジラを捕って、考えた」や「動物園に出来ること」などの動物モノやペンギンモノにはまって現在に至ります。
(自分の職業にも関係のある感染症小説「エピデミック」が積ん読なのは秘密です)


川端さんの著作についてこれまでに(主にPTA関係で)以下のエントリを書いてきました(これ以外にもちょっと書いたのもあるけど)。


PTA再活用論の重版を目指す会
(上記の他にも僕の「PTA」カテゴリの記事はだいたい川端さんがらみです)
この本は複数購入して友人に提供し、友人の御子息が通う学校のPTA役員さんの手に渡りました。
(このエントリにはPTA再活用論の他に、僕の好きな川端作品も列挙してあります)


イルカと泳ぎ、イルカを食べる
最初のルポルタージュ作品である「クジラを捕って考えた」(絶版)の続編的作品。
鯨類と人との関わりについて、これだけ多面的に扱ったルポも珍しいのではないでしょうか。


上記のエントリを書いてからずいぶん日が経ちましたが、今、だれかに川端さんの作品を薦めるとしたら(「夏のロケット」は殿堂入りとして)、


「リスクテイカー」

「動物園にできること」

「ニコチアナ」

「はじまりの歌をさがす旅」

「竜とわれらの時代」

「イルカと泳ぎ、イルカを食べる」


といったところでしょうか。


この他にもお好みに応じてお勧めできる本がイロイロあります。


「せちやん」や「ふにゅう」など、未読の作品も多いので、これからもどんどん追いかけていきたいですね。


時々氏のブログのコメント欄にお邪魔したりしていますが、KGB(コウガイビル)のような身近なのにあまり知られていない生き物を好きというのも実に素晴らしいですね。